「シュナウザーは抜け毛が少ないって聞いたのに、最近やけに毛が抜ける気がする……」 「これって換毛期?それとも何か皮膚のトラブル?」
「抜け毛が少なくて飼いやすい」と言われることの多いミニチュアシュナウザーですが、実際に暮らしていると「あれ?」と疑問に思う瞬間がありますよね。
すくすく成長中のシュナウザーのパピーを育てる中で実感した、「シュナウザーの抜け毛の真実と、季節の変わり目に実践したい正しいブラッシング・被毛ケア」をリアルな体験談とともにお届けします。
💡 【結論】シュナウザーの抜け毛と被毛ケアのポイント
- 抜け毛の真実: シュナウザーは本来「シングルコートに近いダブルコート」と言われ換毛期はないとされますが、被毛の構造やパピーから大人への移行期、乾燥によって抜け毛や毛質の変化が起こります。
- 日々の対策: スリッカーブラシやコームを使った毎日の丁寧なブラッシングが、抜け毛の絡まりや皮膚トラブルを防ぐ最大のカギ。
- トータルケア: 秋から冬にかけての寒さ対策(お洋服の着用など)や、乾燥しやすい季節のスキンケア、健康な被毛を育てるための食事管理をセットで行うことが重要です。
ミニチュアシュナウザーに「換毛期」はないって本当?
「犬の毛替わり」と聞くと、柴犬やゴールデン・レトリーバーのようにごっそり毛が抜けるイメージを持つ方が多いかもしれません。
ミニチュアシュナウザーは、硬いトップコート(上毛)と柔らかいアンダーコート(下毛)を持つダブルコートの犬種ですが、他のダブルコートの犬種に比べてアンダーコートの量が少なく、比較的抜け毛が目立ちにくい(毛が抜け落ちにくい)のが特徴です。
そのため、「換毛期がない犬種」と言われることが多いのですが、実際には全く抜けないわけではありません。
パピー期ならではの被毛の変化
現在すくすく成長中のシュナウザーのパピーを見ていると、赤ちゃんの頃の柔らかいパピーコートから、大人の硬いワイヤーヘアへと毛が生え変わる時期に、驚くほどたくさんの抜け毛やもつれを経験します。シュナウザー特有の硬い被毛を育てるためにも、この時期のケアはとても大切です。
「抜け毛が増えた?」と感じたときに疑うべき3つの原因
もし「最近、やたらと毛が抜ける」「ブラッシングのときにたくさん毛が取れる」と感じたら、以下の原因が隠れているかもしれません。
1. パピーから大人への「換毛(コートチェンジ)」
生後半年頃を迎えるパピー期は、赤ちゃんの頃の柔らかい毛から、シュナウザー特有の硬い毛へと生え変わる大切な時期です。この時期は古い毛が中に残りやすいため、しっかりとしたブラッシングが必要になります。
2. 季節の変わり目(秋・冬の乾燥など)による影響
秋から冬にかけて空気が乾燥してくると、皮膚や被毛の水分バランスが崩れ、抜け毛やフケの原因になることがあります。寒さ対策としてお洋服を着せる機会が増える時期だからこそ、服の下の被毛が摩擦でダメージを受けたり、蒸れたりしないようなケアが大切です。
3. ホルモンバランスや栄養・健康状態の変化
日々の食事(栄養バランス)は被毛の健康に直結します。もし食いつきが悪かったり、栄養バランスに悩んでいる場合は、「ミニチュアシュナウザーの食べない原因と対策」の記事や、おすすめのフードをまとめた「ミニチュアシュナウザーにおすすめのドッグフード5選!涙やけ・食いつき悩みを解決)」などもぜひ参考にしてみてください。
皮膚トラブルを防ぐ!シュナウザーのための正しいブラッシング方法
シュナウザーの被毛は、放っておくと抜け落ちた古い毛が中に絡まり合い、「毛玉」や「もつれ」になってしまいます。これが原因で通気性が悪くなり、皮膚炎やよだれやけといったトラブルを引き起こすこともあります。

愛犬の健康な皮膚と美しい被毛を守るために、日頃のブラッシングでは道具選びも非常に大切です。我が家でも、日々の負担を減らしてくれる使いやすいブラシやコームを愛用しています。
また、シュナウザーの柔らかい被毛や秋〜冬の乾燥対策として、我が家ではブラッシングの前に「A.P.D.C. グルーミングスプレー」を軽くシュッと使っています。ティーツリーなどの植物成分で被毛にうるおいを与えられるので、乾燥する季節の静電気や摩擦による切れ毛を防ぎたいときにとても重宝しています。
スプレーを軽く活用した、我が家の具体的なブラッシングの手順は以下の通りです。
- スプレーを馴染ませてから、スリッカーブラシで優しく梳かす 乾燥が気になる時期や毛の絡まりやすい部分は、グルーミングスプレーを軽く吹きかけて手でなじませておくと、摩擦が軽減されて被毛を傷めにくくなります。そのあと、毛の根元からではなく毛先の方から優しくスリッカーブラシを当て、絡まりや抜け毛をゆっくりほぐしていきます。皮膚を傷つけないよう、強く押し当てないのがコツです。
- コーム(櫛)で仕上げの確認 スリッカーブラシがスムーズに通るようになったら、コームを使って全身を梳かします。コームが引っかからずにスーッと通れば、見えない部分の抜け毛やもつれがしっかり取れている証拠です。
- スキンシップを兼ねた毎日のルーティンに パピーの頃から「ブラシを見せるとご褒美がもらえる」「優しくされて気持ちいい」というイメージを持たせておくと、大人になってからも嫌がらずにお手入れさせてくれるようになります。お気に入りの香りのケアアイテムを味方につけながら、リラックスしたお手入れの時間を作ってみてくださいね。
ブラッシングとあわせて行いたい「冬のトータルケア」
秋から冬にかけての季節は、抜け毛や被毛のケアだけでなく、寒さ対策や乾燥対策をトータルで行う必要があります。
寒さで愛犬が震え始める季節の具体的な洋服の選び方や、パピーの頃から服に慣れさせるコツについては、「ミニチュアシュナウザーの寒さ対策!いつから服を着せる?体型に合う選び方」でも詳しくご紹介しています。
また、乾燥によるフケやかゆみ、季節の変わり目に気になる「よだれやけ」のケア(「【実践】シュナウザーのよだれやけ(髭やけ)対策!「おひげ用ホワイトニング」と「給水器の見直し」で徹底ケア」)や、お迎え初期の準備(「シュナウザーパピーのお迎え準備リスト|13年の経験で選んだ「シュナ特有」の必需品22選」)など、トータルで愛犬との暮らしを整えていきましょう。
まとめ:日々の丁寧な被毛ケアで、愛犬と健やかな毎日を
ミニチュアシュナウザーの抜け毛や被毛の変化は、愛犬からの「季節の変わり目だよ」「少しお手入れを気にかけてね」というサインかもしれません。
毎日のちょっとしたブラッシングの時間を大切にしながら、お部屋の寒さ対策や、年齢や体質に合わせた食事管理を組み合わせて、愛犬の美しく健康な被毛と健やかな体を守っていきましょう!
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